先にサラダ食べると痩せる説って本当は…

評価値
マイリス率 2
本編割合 3
有用性 3
総合 3

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食べ順ダイエット 0:00-7:52

今回のポイント

結論としては、多分痩せるけれど理屈としてはおかしい

いわゆる食べ順ダイエットを推奨している人の理屈

  1. 糖質をいきなり摂ると血糖値が上がりインスリンが大量に分泌される
  2. それが肥満の原因になる
  3. だから野菜を先に食べるとインスリンの分泌が少なくなる

まずはインスリンが肥満の原因だという説自体がその根拠がいまいち

インスリンは食べ過ぎを抑えてくれる良いホルモンなのではないかという説もある(糖尿病の人などは別)

中年以降の人達で若干体型が崩れてきて体が糖質をコントロールすることができなくなってきた人たちであれば効果があるかもしれない

同じ人にそれぞれ3つの食事の方をしてもらい検証

  1. 炭水化物を先に食べる
  2. タンパク質と野菜を先に食べる
  3. 野菜を先に食べる

結果

  • パンを先に食べると食後60分で血糖値、インスリン代謝が大きく上がりさらにその後180分ぐらいで下がった
  • 残りの2つは食事をしてから180分間血糖値の数値は一定

血糖値、インスリン代謝を一定にしたい場合は野菜やタンパク質を最初に食べてから炭水化物を食べた方が安定する

体重が多すぎるとか糖尿気味の人には効果がある方法

また、先に野菜とタンパク質を先に食べてから10分ほどおいてから炭水化物を食べるようにすると食後の眠気を防ぐことができるかもしれない

サラダなどの食事報酬の少ない食べ物を先に食べると脳の興奮を抑えることができ、食欲のコントロールに効果があるかもしれない

結果、痩せるかもしれない