教科書を何度も読む→むしろ成績落ちる説
評価値 | |
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マイリス率 | 3 |
本編割合 | 4 |
有用性 | 3 |
総合 | 3 |
テキストで見たい方はこちら
前説 0:15-1:32
勉強が嫌いになる勉強法 1:32-2:43
「繰り返し読む」は成績が下がる?! 2:43-8:01
余計な思考が記憶の定着を邪魔する 8:01-11:26
今回のポイント
結論からいうと、テキストを何度も再読するという方法は、意味がない
動画でも全く同じで、何回も何回も同じものを見たり読んだりするというのは効率が悪い
むしろ無駄に増やすと成績が下がってしまうかもしれないとさえも言われている
一般的に普及している勉強法は元々認知機能が高かったり IQ が高く頭がいいから良い成績が取れているのか、その勉強法が効果的だから良い成績が取れているのかが分からない
万人に対して効果があるわけでもない勉強法をみんながするため、勉強を嫌いになってしまう
つまり、勉強ができる人の勉強法は真似をしてはいけない
何度も参考書を読み返したり同じ授業の動画を見返したりするとなぜ、だめなのかというと、脳がどんどん受け身になってしまうから
同じ情報に何度も触れると、授業のように一方的に聞くような状況になって、脳があまり働かなくなってしまう
人間の脳は使ったり軽いストレスを与えたり、もしくは、新しい情報に触れさせることがないと、刺激が少なくなることで集中力が途切れやすくなる
よほどトーク力があったり教え方の上手い人でなければ、積極性を維持するような方法を取り入れながら教えるのでなければ、脳がうまく働くことがなく集中できなくなる
受け身になる勉強法と脳が刺激を受けない勉強法が駄目
一回しか見れないと思うと、動画を見ている間もそれに集中して、さらに動画を見終わった後もその内容について頭の中で考えてそれを脳に定着させようとする
勉強して新しい情報を取り入れた後は、それを頭の中に定着させるためには、一定期間の何もしない時間が大切
繰り返し同じ内容を見る時に出てくる余計な思考が、記憶の定着の邪魔をしてしまうということが問題