立ち向かう力の身につけかた
評価値 | |
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マイリス率 | 3 |
本編割合 | 4 |
有用性 | 3 |
総合 | 3 |
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困難に立ち向かい乗り越えるために 0:00-4:27
立ち向かうために心理学的に最も必要な行動とは 4:27-7:24
立ち向かう:「明確化する」 7:24-20:43
今回のポイント
困難に立ち向かい乗り越えるために
大抵の人は、乗り越える以前に立ち向かうことができていない
ほとんどの人が、「分かっているけれどできない」と言う
それは「できない」ではなく「していない」
結果がどうなるかということについては、後から現実化していけばいいこと、まず最初に立ち向かう気になるために、その立ち向かう力をどのようにして身につければいいのか
成功するかどうかは後からしかわからない、そんな中でも進んでいけるかどうかということが大事
問題というものは結果的に解決されるもの、重要なのは自分が失敗するかもしれない、うまくいかないかもしれないという恐怖心を乗り越えること
これはひどいストレスになりそうだとか失敗しそうだとか思ったとしても、自分はそれを乗り越えることができるだろうと考え、実際にストレスがかかっても乗り越えることができる力がレジリエンス
ほとんどの人が根性論で進もうとする
我慢すればいい、耐えればいい、いつかは報われる、苦労した分だけいい人生が来るはず、このように皆思い込むし、そう思い込まされる
なぜかと言うと、そう思い込んでいた方が得をする人たちがたくさんいるから
やりがい搾取も同様
薄給で長時間労働、お客様の感謝こそがすべてで自由やお金より大事だと思わされ、そのために苦労することが大事など
自分が苦労もしないし労力も時間もかけず、効率的に物事を行うことによって、自分の人生や周りの人の人生も楽しくした上でお客さんの人生も楽しくして、さらに時間が余るような状況は作れる
都合よく使い利益を搾取しようと考えている人たちは、このやりがい搾取を使う。なぜかと言うとすごい綺麗な話だから
怪しい宗教などが、感謝や慈愛などをアピールするのは、それで自己犠牲を引き出そうとしている
自己犠牲は自分の内側からそれが湧き上がってきた時だけする
他人に誘導されたことによる自己犠牲は、搾取だと考える
立ち向かうとはどういうことなのかと言うと、心理学的には、「明確化する」ということ
何に立ち向かうべきなのか、立ち向かった時に自分にどんなデメリットがあり、どんな苦しみや障害があり、どこをどのように乗り越えてどこまで行けばいいのかというように、自分が立ち向かう相手を明確化する
大抵の人は、対処できないことに対して2つの道をとる
- 逃げて現実逃避
- なんとかなるだろうと思い何もしない
ぜひ3つ目のルート「明確化」をとってほしい
明確化は根性論ではなく技術
自分が対処できるレベルまで細かく明確化
前に大きなステーキが出てきたとして、それをいきなりフォークで刺して一口で食べようとはしないはず
一口で食べられるサイズにナイフで切り口に運ぶはず、その方が美味しいし食べやすいから
障害に対してもこれと同じだと考える
自分にとって嫌なことやネガティブなこと、ストレスになるようなことは、徹底的に考えて具体化することによってストレスが減る
ざっくりとした後悔をすると、具体的に何をすればいいのかということを思いつけないので、現実逃避を始めてしまう
重要なのは、より細かく思い出すことによって過去を未来につなげること
過去に自分が色々なトラブルに巻き込まれたことを細かく分析して、細部に注目することにより、初めてそこから学ぶことができる
物事に立ち向かうための基礎体力であるレジリエンスを鍛えるためにも使える
悪い反芻思考
- 過去の自分の失敗を思い出し、ネガティブな感情が増えていく
レジリエンスを高める分析
- 過去の自分の失敗を自分の力で積極的に思い出し、客観的に考えていく