筋肉痛、実は無意味であることが明らかに
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筋肉痛無意味説 0:00-1:31
実際には研究も少なく筋肉ダメージの効果は確認されていない 2:59-7:54
科学は時折日常や常識とのギャップを見せてくれる! 7:54-13:52
今回のポイント
筋肉痛と筋肉の発達とは別に関係がないのではないかということを示している研究も結構ある
どのようにすれば筋肉が成長するのか
- メカニカルテンション
- メタボリックストレス
- 筋肉ダメージ
メカニカルテンション
- 程よく筋肉を刺激すると、それに対して、脳が筋肉をもっと増やす必要があると体に命令を送ってくれる
メタボリックストレス
- 体を回復させるために人間の体は成長ホルモンを出すので、そのおかげで筋肉が増える
筋肉ダメージ
- 筋肉に傷がつくことによって筋肉痛が起こり、その筋肉が修復される際に筋肉が増えていく
筋肉痛により筋肉が発達するという理論はどこから生まれてきたのかというと、実は、動物実験と男性ホルモンであるテストステロンを注射した高齢者を対象にした筋トレの実験によるもの
つまり、健康的で若い成人男性や成人女性を対象にした研究がそれほど行われていない
筋肉のダメージが筋肉の肥大をもたらす理論には科学的な証拠がまだ見当たらない
初心者の最初の3週間に関しては、筋肉痛があった方がタンパク質の合成は増えていた
ところが、最初の3週間の筋肉痛になる時期を過ぎてからは、筋肉ダメージと筋肉の量には全く関係がなかった
別に筋肉痛にまでならなくても、自分に合ったウェイトの重さや運動の強度をちゃんと計算して続ければ、確実に筋肉は増えてくで、筋肉痛を最近感じないからトレーニングが足りていないのではないかと考える必要はない
筋肉痛は普段あまり使っていない筋肉を使うと筋肉痛になるとも言われているので、普段使っていない筋肉を使ったということだと考えた方がいい
日常の常識とのギャップが見えるというところが科学の面白いところ
皆が間違ったことを信じている時に、自分が正しいことをすることができれば、大きく差をつけることも可能になる